私はとてもせっかちな性格なので、タイミング法を4周期目を終えた瞬間に、「このままじゃダメだ!病院行ってくる!」とすぐにステップアップしていきました。
人工授精ってなに?その適応は?
人工授精とは何か、その概要やどういう場合に対象となるのかまとめていきます!
人工授精とは
人工授精とは、排卵する時期に合わせて病院で精液を子宮内へ注入してもらう方法です。
精液を直接子宮へ入れてもらえることが自然妊娠との違いで、精子と卵子が出会う確率がUPします!
しかもこの時入れてもらう精液は、洗浄して雑菌を取り除き、さらに濃縮までされています!
AIH(Artificial Insemination of Husband)とも言われています。
こちらは医療機関で行われる不妊治療の中で1番負担が少ない治療法です!
人工授精の適応
タイミング法を一定期間やっても妊娠しなかった場合に適応となります。
特に、精子の状態がやや不良で子宮の中や卵子まで到達できない場合に効果的です!
しかし精子の状態が良い場合や著しく悪い場合・女性側に原因がある場合はあまり効果がないと言われています。
人工授精の成功率は?メリット・デメリットは?
タイミング法と比較してどれくらい妊娠しやすくなるのかなど色々気になりますよね!
見ていきましょう!
人工授精の妊娠する確率
1回の人工授精につき、平均でおよそ5%‐10%の確率で妊娠します。
タイミング法と変わらないか少し低いんじゃないの?と思われる方が多いでしょう。
人工授精をするということは、何かしらの原因がある方々の確率となるので少し下がっていますが、「タイミング法で妊娠できなかったけど人工授精をしたら妊娠できた!」という方も多数いますよ!
人工授精で妊娠できる人のおよそ90%は4‐6回やれば妊娠します。
それ以上やっても妊娠しなかった場合は、体外受精へステップアップするのが良いかもしれません。
私は人工授精は4回までして、妊娠できなかったらステップアップするつもりで始めました!
メリット
人工授精では、精液を洗浄・濃縮して子宮内へ注入するので、特に男性側に不妊の原因がある場合に受精の確率をUPさせることが期待できます!
デメリット
人工授精では、女性にデメリットが発生してしまいます。
人工授精の流れは?費用はどれくらいかかる?
実際にやってみる前に流れや費用は押さえておきたいですよね!
経験も踏まえてまとめています!
人工授精の手順
生理1~5日目
自然排卵のタイミングに合わせて人工授精を行うのか、排卵誘発剤を用いて実施するのかを主治医と決めていきます。
排卵誘発に使用する薬剤は飲み薬や注射薬などがあります。
当時の私は生理周期が規則的だったので、自然排卵でやりました!
生理10日目~12日目
超音波検査で卵胞の大きさや子宮内膜の厚さを計測して、排卵日を特定します。
血液検査でホルモンの値を測定して、より正確さをUPさせる病院もあります。
排卵日前日~当日
自宅で採取した精液を病院まで持っていき提出します。
1時間程度かけて培養師が元気な精子の数を数え、精液を洗浄・濃縮します。
超音波検査できちんと状態を確認してから、精液を子宮内へ注入します。
実施後は10分程度休憩します。
病院で精液を採取できる場合もあります!
私の場合はコロナ禍の寒い時期だったので、早朝自宅で採取したものを冷やさないように腹巻の中に入れて、車で急いで病院へ持っていきました!
排卵後
きちんと排卵しているかと黄体機能の確認を実施し、黄体機能が低下していれば黄体補充療法を実施します。
そうすることで着床率をUPさせます。
次の生理開始予定日以降
生理予定日を過ぎても生理が来なかった場合、受診して血液検査を行います。
費用
今は保険適用となっているので、1回につき5,000~7,000円+診察代・検査代・薬代となっています!
まとめ
いかがでしたか。
タイミング法でなかなか妊娠できないけど、体外受精はまだやりたくないという方にも人工授精はいいかもしれません。
私は3回やって妊娠していなかったときに、体外受精にステップアップすることを主治医に伝え、体外受精に必要な検査をしている間に、4回目の人工授精をしました。
検査期間やお休み期間に人工授精はやっておく、という方もけっこういるみたいです。
私の周りには人工授精で妊娠している人もいます!
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